焚き火のそばでも使える素材でできたコットがあるって知ってる?

キャンプで焚き火をしている最中、少し横になって星を眺めたいと思った経験はないでしょうか?

でも焚き火の近くでは火の粉に弱いコットやマットは使えないため横になるためには冷たい地面に直接横になるしかありませんよね

しかし、この記事でご紹介するDODから販売されている【タキビコット】は焚き火のそばでも使用することができるコットなのです!

この記事では、なぜDOD【タキビコット】は焚き火のそばで使うことができるかをDOD公式サイトに表記されている情報に加え、私自身のキャンプ経験と知識をプラスしてお伝えします

この記事を読んでいただくことでなぜ【タキビコット】が焚き火のそばで使えるかがわかり、さらに特徴やセールスポイントに加え実際に使う/買う前に確認すべきポイントを知ることができます

タキビコットのスペックはこんな感じ!

  • 価格:19,250円
  • サイズ:(約)W188×D68×H21/38cm
  • 収納サイズ:(約)W50×D25×H25cm
  • 重量(付属品含む):(約)5.3kg
  • 材質:フレーム/アルミ合金
  • 生地:帆布(コットン)、900Dポリエステル
  • フォーム:ポリエチレン
  • キャリーバッグ:900Dポリエステル
  • 静止耐荷重:(約)180kg
  • 付属品:キャリーバッグ
  • 収容可能マットサイズ:(約)W180×D60cm

どうして焚き火のそばでも使えるの?

コットの表面素材に火の粉が付着しても穴が空きにくい【コットン】を100%使って耐火性能を高めているため、焚き火のそばで使用することができるようになっています

コットンとは?

アオイ科ワタ属の植物から取れる「ワタ」からできる木綿(もめん)のこと。吸水、吸湿性に優れ化学繊維に比べ熱で溶ける温度帯が高いため火の粉が付着しても燃え跡が残りにくい特徴がある。

素材だけじゃない!?この機能にも注目してほしい!

焚き火の前で使える特徴に目が行きがちですが、コットとしての基本的な性能に加え次のような特徴もあります

2人がけ用ベンチとしても使える対荷重が設定してある!

通常コットの静止対荷重は80kg〜120kgの製品が一般的に多いですが、【DOD 焚き火コット】は静止耐荷重が【180kg】とかなり高めに設定してあるので2人がけ用ベンチとしても使うことができます

静止荷重とは?

加わる荷重のうち、時間的に変化しない一定の荷重の事を静荷重と言います。【DOD タキビコット】はコットの上に均等に180kgの重さがかかっても耐えられるという意味で、体重100kgの人でも勢いよく座れば瞬間的に100kg以上の荷重がかかります

https://www.dod.camp より引用

 

公式サイトでも成人2人が座っている画像が公開されており、焚き火の前でベンチとして使用する前提で設計されていることがわかります

チェックポイント

成人男性の平均体重は約64kg
成人女性の平均体重は約53kg
2人〜3人まで使用することができます

ハイ・ローを切り替えて使うことができる

最近のコットでは定番になりつつあるハイ・ローの切り替え機能を搭載しており、ハイでは椅子として、ローではお座敷スタイルの腰掛としても使用ができます

背中やお尻の冷えを防止する工夫がある

多くのコットは背中部分に冷えを感じやすいためマットやブランケットを引いて使用するのが一般的ですが、DOD 【タキビコット】はデフォルトで布素材の中に断熱性を向上させる厚さ6mmのポリエチレンフォームが最初から入っています

ポリエチレンフォームとは?

ポリエチレン樹脂を基材とした独立気泡体をシート形状に加工したもので優れた緩衝性、断熱性がありスポーツ用品から梱包緩衝材まで様々な分野で使用されている

https://www.dod.camp から引用

 

ポリエチレンフォームはクッション性もあるためベンチとして使用した時の座り心地もよくなります

マットをコットの内部に入れることができる

前述したポリエチレンフォームを取り出して別売りのインフレーターマットを入れることで断熱性を高めるとともに寝心地、座り心地を高めることができる設計になっています

インフレーターマットとは?

空気を吸い込んで膨らむ自動膨張機能付きマットのことを指します。ウレタンなどのクッション素材を側生地で覆って作られており断熱性、クッション性があるためキャンプ用マットでは多く採用されています

https://www.dod.camp より引用

同じくDODから販売されている【ソトネノサソイS】がぴったり入るサイズとなっており自社製品との互換性もしっかりあります

収納しやすい専用キャリーバックがついている!

 BOX形状で持ち手がついた専用の収納用キャリーバックがついているのも嬉しいポイント!

https://www.dod.camp から引用

 

縦長ではなくBOXタイプのため部品の出し入れがしやすくケース本体の掃除もしやすいです

ここは注意して確認すべきポイント!

キャリーバックの形状が大きめ

キャリーバックの形状がBOXのため、ややスペースを取ってしまいます。
収納のしやすさや掃除がしやすい利点はありますが、バイクなど積載に限りがある運搬方法を検討の方はご自分の積載スペースを確認してみるのをおすすめします

あくまで火の粉に強いのであって全く燃えないわけではない

燃えにくい素材のコットンであっても火に対する接触時間が長ければ当然焼けて穴は空きます

大きな火の粉で焦げたコットンの写真

 

火の粉が付着すると燃えなくても若干黒いススが付着するため、火の粉がついても全く燃えず汚れないという認識はNG

注意ポイント

コットンは化学繊維よりも火に強いが燃えないわけではなく、火の粉が付着すれば黒い焦げ跡が残ることもある!

ロースタイルの時にレッグに砂が入る

ロースタイルで使用する時はハイで使用する足を折りたたんで使用するので地面に近い部分では汚れが付着しやすくなる

https://www.dod.camp より引用

 

注意ポイント

ローで使用後はハイ部分の足もしっかり清掃が必要

カラーバリエーションはブラック&カーキの2種類

カラーバリエーションは【ブラック】と【カーキ】の2通りを展開。どちらのカラーでも他のDOD製品と同系色を使用しているので違和感なく組み合わせることができそうです。

https://www.dod.camp より引用

 

チェックポイント

収納ケースも本体と同じカラーで一体感がある

まとめ

焚き火の前で使うことを想定して設計したコットは他になく、とても個性が溢れる商品です
税込価格【19250円】はコットの中では中間層よりも若干高い価格帯です。
オールコットンの採用と180kgの耐荷重に加えマットをコットの内部に入れることができる機構もついているため、ベンチとコットを併用する使用方法であれば検討の余地がある商品だと思います

2020年5月現在はDOD公式サイトのみの販売となっているため楽天やAmazonでは購入できない点に注意です

公式サイトへのリンクはこちらですので、気になった方は是非見に行って見てください
この記事が皆様のキャンプライフのお役に少しでも立てれば幸いです
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